春アニメ『怪獣8号』小此木このみ役は千本木彩花に決定 最新PV&主題歌アーティストも解禁

アニメ『怪獣8号』メインPV第2弾より(C)防衛隊第3部隊 (C)松本直也/集英社

アニメ『怪獣8号』が、4月13日よりテレビ東京系ほかにて放送・配信されることが決定。また、小此木このみ役に千本木彩花が決まり、最新PV&主題歌アーティスト情報が解禁された。

原作は、集英社のマンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」にて2020年7月より連載中、数々のマンガ賞に輝き、既刊11巻にして国内累計発行部数が1200万部を超える(デジタル版含む)松本直也の大人気コミック。2022年8月、アニメーション制作:Production I.G/怪獣デザイン&ワークス:スタジオカラーによるアニメ化が発表され、大きな話題となった。

今回、本作の初回放送日が、4月13日23時に決定した。地上波はテレ東系列ほかにて放送され、さらにX(Twitter)での全世界リアルタイム配信が全エピソードで実施される。リアルタイム配信の視聴方法や詳細については、公式サイト・SNS等で告知される予定だ。

また、放送直前にして、主題歌を担当するアーティストも解禁された。オープニングテーマを担当するのは、YUNGBLUD(ヤングブラッド)。これまでリリースしたアルバムは、2度も全英チャート1位を獲得し、2019年に発表した欧米をまたぐワールドツアー全52公演はすべてソールドアウトするなど、まさにイギリスの次世代を担うロックスター。Instagramのフォロワーは脅威の384万人越えで、その赤裸々な歌詞と、高いファッション性、型にはまらない表現から欧州を中心に多くのティーンに支持を得ている。

ヤングブラッドが担当するオープニングテーマ「Abyss」は、グラミー賞受賞アーティストであるImagine Dragons(イマジン・ドラゴンズ)のフロントマンであるDan Reynolds(ダン・レイノルズ)との共作。ある日突然、怪獣に寄生され自らも怪獣となってしまった怪獣8号/日比野カフカの葛藤をテーマに、パンクで、ハードな楽曲でオープニングを飾る。

エンディングテーマを担当するのは、OneRepublic(ワンリパブリック)。2007年のデビュー・アルバムに収録された「アポロジャイズ」がグラミー賞にノミネートされ、瞬く間にアーティストの地位を確立。2013年にリリースされた「カウンティング・スターズ」はアメリカ、イギリスを含む22の国と地域でトップ10入り、YouTubeに公開されたミュージック・ビデオはこれまでに39億回再生を記録。2022年には世界的大ヒット映画『トップガン マーヴェリック』の挿入歌「アイ・エイント・ウォーリード」も担当した。

ワンリパブリックが担当するエンディングテーマ「Nobody」は、ポップなサウンドに乗せてカフカと絆を深めていく仲間たちの存在を感じさせるような、作品の明るさを味わえる楽曲だ。

あわせて、そんな世界的アーティストたちが歌唱する主題歌を使用した最新PVが解禁された。馴染の亜白ミナと誓った約束を守れず、怪獣討伐の精鋭集団・日本防衛隊を目指す夢を諦めてしまった日比野カフカ。防衛隊員を目指す市川レノとの出会いをきっかけに、夢を取り戻し、再び立ち上がることを決意する。

そんな矢先、「ミツケタ…」と人の言葉を話す謎の幼獣に寄生され、強大な力を持つ怪獣へと変身。討伐対象である怪獣となってしまったカフカだが、それでも防衛隊員になる夢を諦めず、素性を隠しながらも大切な人たちを守るため怪獣へと立ち向かっていく。

公開となったPVでは、命を懸け怪獣へと立ち向かう隊員たちの姿が描かれている。彼らの紡ぎだす物語、そして怪獣となった男・日比野カフカの物語に期待したい。

さらに、日本防衛隊第3部隊のオペレーター・小此木このみ役に千本木彩花が決定した。アニメ映像としては初登場、そしてキャラクターボイスも公開となった古橋伊春(新祐樹)、出雲ハルイチ(河本啓佑)、神楽木葵(武内駿輔)、小此木このみにも注目だ。

アニメ『怪獣8号』は、テレビ東京系にて4月13日より毎週土曜23時、BSテレ東にて4月13日より毎週土曜24時、AT-Xにて4月14日より毎週日曜22時、アニマックスにて4月27日より毎週土曜21時放送。X(Twitter)にて4月13日より毎週土曜23時全世界リアルタイム配信。各種配信プラットフォームにて放送終了後23時30分より順次配信開始。

※YUNGBLUD、OneRepublicのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■オープニングテーマ:YUNGBLUD

今回楽曲を提供できて、本当に光栄だよ。参加できて本当に良かった! 話をもらって、すぐさま東京のスタジオを予約して、『怪獣8号』のストーリーを読みながら楽曲を作ったんだ。僕自身にとっても新しい挑戦で、この作品の雰囲気やフィーリングをとても引き立てる楽曲になっていると思うんだ。自分の居場所を見つけること、仲間を見つけること。自分の持つ隠れた才能やパワーを自分自身では誇れなくても押さえつけないでほしい。誰もが美しいから。

僕もアニメの放送が始まるのが楽しみで待ちきれないよ。映像を少し見たけど信じられないくらい素晴らしいから、皆さんも楽しんでくれるといいな。クレイジーなことが始まるよ、準備はいい?

■エンディングテーマ:OneRepublicフロントマン ライアン・テダー

大前提として、私自身が日本の大ファンです。アニメ、マンガ、音楽、食べ物、文化など、いつもたくさんのインスピレーションをもらっています。しかも子供のころから、スーパーヒーローに夢中で、今もカフカのように強くなりたいと思っているので、『怪獣8号』に携わることができてとてもワクワクしています。

2023年春ごろに、『怪獣8号』チームと打ち合わせをし、一部の映像や絵コンテを見せてもらい、そこから作品・キャラクターを分析し、どんなサウンドが必要か考えていきました。この楽曲からは、高揚感と楽しさ、輝く瞬間を感じられるものにしたかったのです。2023年11月に仕事で来日していたので、その間に歌詞も書き込ました。この曲は日本からインスピレーションを最大限得た楽曲になっています。

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