巻き返しへ大関霧島が17番 時津風一門の連合稽古

時津風一門の連合稽古で相撲を取る霧島(右)=堺市の陸奥部屋宿舎

 大相撲春場所(10日初日・エディオンアリーナ大阪)に向けた時津風一門の連合稽古が1日、堺市の陸奥部屋で行われ、大関霧島は関脇大栄翔らと17番取って16勝1敗と好内容だった。先場所は綱とりに失敗。巻き返しへ「やることをやって、何よりも優勝を目指していく」と力を込めた。

 霧島の師匠、陸奥親方(元大関霧島)は4月に日本相撲協会の定年の65歳を迎える。師匠のしこ名を継承したまな弟子として「師匠とは春場所で最後だが、これからも一緒。いつも通り頑張れば結果はついてくる」と気合を入れた。

 陸奥親方は充実した連合稽古に「みんなで顔を合わせるだけでも違う。東京でも続けてほしい」と願った。

© 一般社団法人共同通信社