中国の焼肉発展報告書、全国に16万店以上の焼肉店

2024年1月時点で、中国の焼肉店舗数は16万4000軒で、うち3割近くは東部の沿海地区にあります。

中国人の生活レベルの向上と飲食文化の多元化により、焼肉は人々に愛される人気料理となり、大きな市場潜在力を示しています。このほど発表された中国の「2024年焼肉発展報告書」は中国の焼肉市場の現状と発展傾向を詳細に分析しました。

同報告書によると、2023年12月までに、全国にある焼肉関連企業は前年同期比12.8%増の11万6000社に達しました。また2024年1月時点で、全国の焼肉店舗数は16万4000軒で、うち3割近くは東部の沿海地区にあり、広東省、江蘇省、山東省の焼肉店舗数は上位3位を占めています。

味の種類から見ると、中国市場の焼肉は大きく韓国式、日本式、中国式、ブラジル式、トルコ式、融合式などの風味に分けられ、うち、韓国式、日本式、中国式は最も人気があります。中国式焼肉ブランドのチェーン化水準は比較的高く、日本式焼肉ブランドはやや低いということです。

価格から見ると、1人当たりの消費額50~100元(約1045~2090円)のブランドが全体の65.6%を占めており、1人当たりの消費額が50元以下、あるいは250元(約5225円)以上のブランドも存在しています。また、日本式焼肉ブランドの消費額は全体的に高く、高級焼肉市場で主導的な地位を占めています。これに対して、韓国式焼肉ブランドはリーズナブルな価格で値段の割に品質が良く、1人当たりの消費額は85元(約1780円)前後です。中国式焼肉の消費額はこの両者の中間にあるということです。(提供/CRI)

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