東京マラソン、有力選手が会見 鈴木健吾「力を出し切りたい」

鈴木健吾

 3日の東京マラソンに出場する有力選手が1日、東京都内で記者会見し、男子で日本記録を持つ鈴木健吾(富士通)は「パリ五輪につながるレース。今持っている力を全力で出し切りたい」と意気込みを語った。男子五輪代表選考対象大会の最終戦で、日本陸連の設定記録2時間5分50秒を突破し、日本勢最上位に入れば代表入りが決まる。

 突破者がいなければ、昨秋の代表選考会3位の大迫傑(ナイキ)が五輪代表となる。前回大会を2時間5分51秒で走った昨夏の世界選手権11位の山下一貴(三菱重工)は「(設定記録は)目標にしやすいタイム。自分のリズムを崩さず走り切りたい」と気合を込めた。

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