春らしく気持ちが華やぐ 「津山城下町雛めぐり」 ひな人形や桃の節句の演出4月3日まで/岡山・津山市

第26回「津山城下町雛めぐり」(同実行委など主催)が1日、岡山県津山市の中心商店街、城東・城西地区の店舗や会場で始まり、年代物のひな人形や桃の節句の演出が来場者の目を楽しませている。4月3日まで。

ソシオ一番街では「おかみさんの雛まつり」が開かれ、特設会場には美作市内の個人が寄贈した明治期から現代の内裏びなや段飾り、御殿飾り、土びな、天神びな、市松人形などを華やかに展示。一番街ストリートには市内の園児たちによる張り絵が並ぶ。

小田中の三浦祥穂さん(78)は「それぞれ時代や作者によって面立ちが違い、どれも美しい。桃の節句の飾り付けも春らしく、気持ちが華やぎますね」と話していた。

同特設会場は会期中通して観賞できるほか、2、3日はおかみさんによるぜんざいの販売、一番街では手作りマルシェを開催。

同雛めぐりは、中心商店街、城西・城東地区の計約150カ所に趣向を凝らしたひな飾りを展示し、チラシに添付のクーポンを持参すると、参加店(26店)でさまざまなサービスが受けられる特典がある。

年代を感じさせる明治期のひな人形

© 津山朝日新聞社