宮城県4病院再編構想 市民団体が白紙撤回求めて街頭で抗議活動

仙台医療圏4病院の再編構想で、県が基本合意の期限とする年度末が迫る中、市民団体が計画の白紙撤回を求めて街頭で抗議しました。

抗議活動は、構想に反対する4つの団体が仙台市青葉区一番町で行いました。

マイクを握り「知事は県民の声を聞いて」などと訴えたほか、道行く人にちらしを配ったり反対署名を求めたりしました。

4病院再編をめぐり、県は2023年に仙台赤十字病院と県立がんセンターとの間で基本合意を結び、県立精神医療センターと東北労災病院についても、3月中の合意を目指しています。

ともに市政をつくる仙台市民の会会長新里宏二弁護士「この雨の中で、これだけ多くの方が署名に応えてくれると思いませんでした。3月31日をもって白紙撤回して一から出直すべきだ」

市民団体は3月中にあと4回、抗議活動を予定しています。

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