アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督がコパ・デル・レイ敗退について語った。スペイン『アス』が伝えた。
準々決勝でセビージャを破り、アスレティック・ビルバオとの準決勝に駒を進めたアトレティコ。2月7日に行われたホームでの1stレグを0-1で落とした中、逆転でのファイナル進出を目指し、29日の2ndレグに挑んだ。
しかし、試合は立ち上がりの13分に先制を許す展開となり、前半終盤にもリードを広げられ0-2で折り返し。後半にはダメ押しされ、2戦合計スコア0-4で大会を後にした。
シメオネ監督はスペイン『Movistar+』で試合を振り返り、内容を悔やんだ一方、今後の戦いにも戦いを向けた。
「滑り出しは順調だった。最初の20〜22 分間で、より良いものを生み出せる重要な場面が2つか、3つあった。しかし、我々はそれをものにできなかった」
「相手は最初のシュートを決め、2点目は決定的だった。それ以降は彼らの方が良かった。彼らの決勝進出は妥当だった。このような状況にあり、力強いプレーができなければより難しくなる。彼らにはそれがあった」
「1stレグでは多くのチャンスがあったが、同点に追いつくことができなかった。相手を祝福したい。選手たちは全てを捧げてくれたし、クラブの目標であるトップ4入りに向け努力を続けていく」
また、リーグ戦のみならず、チャンピオンズリーグ(CL)の戦いにも言及。インテルとのラウンド16・1stレグも0-1で落としているが、コパ・デル・レイと同じ轍は踏まないと述べた。
「久しぶりに準決勝に進出したが、良い仕事をした。ここからはリーグ戦に焦点を当てる。そして、CLはある意味このカップ戦と状況が似ているが、そこに向けてもっと力強さが必要なことはわかっている」