高速道路11区間を4車線化 渋滞や事故減へ24年度着手

 国土交通省は1日、暫定的に2車線で運用している高速道路のうち、2024年度から4車線化に着手する候補として、秋田道横手北スマートIC(インターチェンジ)―大曲ICなど、12道県の11区間(計約57キロ)を選んだと発表した。渋滞や事故の減少につなげる。事業費は総額約3560億円。有識者会議の審議などを経て月内に正式決定する。

 対象は、山陰道の松江玉造IC―宍道JCT(ジャンクション)や、松山道の伊予IC―内子五十崎ICなど。

 今後の着手を見据えて地質調査などに入る候補として、富津館山道路富津竹岡IC―鋸南保田ICなど、5県の5区間(計約30キロ)を挙げた。

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