連合宮城が経営者団体に5%以上の賃上げを求める 春闘が本格化

春闘が本格化する中、連合宮城は経営者団体に対し5%以上の賃上げを求めました。

仙台市青葉区で労使懇談会が開かれ、労働組合でつくる連合宮城が約560社が加盟する県経営者協会に対し、要請書を渡しました。

連合宮城は、経済成長のためには個人消費の維持拡大が必要だとしてベースアップで3%以上、定期昇給分も合わせて前年を上回る5%以上の賃上げを求めています。

連合宮城大黒雅弘会長「(物価高で)生活者においては、大変ダメージの大きい環境にあると。賃金が上がる、持続的に好循環を生んでいく、そういった展開に向けたお願いをしている」

県経営者協会増子次郎会長「中小企業の継続的な賃上げ、これが重要だと思っておりまして、それに向けてはやはり適正な価格転嫁が重要だし必要」

春闘は3月半ばに大手企業の集中回答が予定されていて、物価上昇を上回る賃上げが中小企業にも広がるかに注目が集まっています。

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