ジェイコブ・コリアー 3年半ぶり新作『ジェシー Vol. 4』リリース

©Thom Kerr

若くしてグラミー賞ノミネート11回、受賞5回。8月の来日公演や、サマーソニックでの星野源との共演などでも大きな盛り上がりを呼んだジェイコブ・コリアー。ニューヨーク・タイムズ誌に「Z世代のカラフルなモーツァルト」と絶賛されるなど各所で大きな話題を集めているが、そんな彼によるニュー・アルバム『ジェシー Vol. 4』が本日リリースされた。

ジェイコブが2018年からスタートさせた「ジェシー・プロジェクト」四部作のフィナーレを飾る作品となっている。リリースを記念し、ジェシー・プロジェクトのミュージック・ビデオを網羅したプレイリストもUniversal Music JapanのYouTubeチャンネルで公開されている。

<YouTube:Jacob Collier - Witness Me (with Tori Kelly) - Jimmy Kimmel Live 2024

『ジェシー Vol. 4』は、グラミー賞を3度受賞、そしてアルバム・オブ・ザ・イヤーにもノミネートされるなど大きな反響を呼んだ過去三作で探求された音楽的な要素も反映させつつ、人間の感情を表現するという部分にコンセプトが置かれており、今や彼の代名詞となった、コンサートでのオーディエンス・クワイアのような人間の声の力を祝福するような内容となっている。世界各国のアーティストや音楽を網羅した、まさにプロジェクトの集大成となるような大注目の一枚だ。アートワークは、複雑且つ幻想的なガラス彫刻やコラージュ作品で知られるブルックリンのアーティスト、ダスティン・イェリンが担当している。

 アルバムには全16曲を収録。日本盤には限定ボーナス・トラックとして、「リトル・ブルー」のマホガニー・セッションズ・ヴァージョンが追加収録される。

そして注目すべきはフィーチャリング勢で、既に発表されているショーン・メンデス、ストームジー、カーク・フランクリン、マイケル・マクドナルド、ローレンス、ブランディ・カーライル、ジョン・メイヤー、リジー・マカルパインに加え、クリス・マーティン、エスパ、ジョン・レジェンド、カミーロ、マディソン・カニンガム、クリス・シーリー、トリー・ケリー、D・スモーク、アヌーシュカ・シャンカール、スティーヴ・ヴァイなど、あらゆるジャンルからこれ以上ない超豪華ミュージシャンたちがゲスト参加しており、ジェイコブがこの5年間で歩んだ音楽の旅路を祝福している。壮大な冒険だった「ジェシー・プロジェクト」の締めくくりにふさわしい、全世界大注目の作品だ。

 本作について、ジェイコブは「5年前、自分ひとりで始めた音楽の旅をきっかけに、4作にも及ぶコラボレーション・アルバムという大きな夢を持って、僕は音楽と人生について最も偉大なヒーローたちから学ぶという壮大な冒険に旅立ったんだ。そして今回の『ジェシー Vol. 4』は、あらゆる意味で僕が30年かけて作り上げたアルバムと言える。この作品は僕にとって、世界各地のミュージシャンと作り上げた、人間への祝福のようなものなんだ。この実験の集大成として、10万人のオーディエンス・クワイアのようにこのアルバムの核心を成すサウンドを見つけることが出来たと思う。僕の声はまわりの人々の声と同じだし、みんながこの音楽というタペストリーの一部だということ。そして何よりも、このアルバムを作ることで、人生は魔法に満ちているということを思い出すことが出来たんだ」と語っている。

【リリース情報】

ジェイコブ・コリアー AL『ジェシー Vol. 4』
2024年3月1日(金)発売
UCCM-1273 SHM-CD ¥2,860 (税込)
CD購入&デジタル配信はこちら→https://Jacob-Collier.lnk.to/DjesseVol.4

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