イタリア製造業PMI、2月は48.7 11カ月連続50割れ

[ローマ 1日 ロイター] - 1日発表されたHCOBグローバルの2月のイタリア製造業購買担当者景気指数(PMI)は48.7と、1月の48.5から小幅に上昇したが、好不況の分かれ目となる50を11カ月連続で下回った。

昨年3月以来の高水準。ロイターがまとめた市場予想の49.1を下回った。

HCOBのエコノミスト、タリク・カマル・チョードリー氏は「イタリア製造業は改善の兆しが見えず、わだちから抜け出せない状態だ」とし「懸念すべきは、前月に比べて生産の減少ペースが加速していることだ」と述べた。

生産指数は49.2から48.1に低下。新規受注指数は46.6から47.1に上昇した。いずれも50を下回っている。

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