2月の平均気温 半分の地点で過去最高 雪の少なさも各地で観測記録を更新

2月は最高気温が20度を超えた日もあり、異例の暖かさとなりました。先月一か月の平均気温は、県内26の観測地点のうち半分の13地点でこれまでで最も高くなりました。雪も横手市をはじめ各地でこれまでの記録を更新する少なさだったことがわかりました。

暖かい日が続いた先月中旬。中でも際立っていたのは19日でした。秋田市は最高気温が20・1度まで上がり、この日、ほとんどの地点で2月の最高気温の記録が塗り替わりました。本来10度を超える日があるのも珍しい2月ですが、秋田市10度を超えた日が6日ありました。14日は気温が下がらず最低気温が10度ちょうどと異例の暖かさとなりました。

先月一か月の横手市の平均気温は1・7度で観測史上、最も高くなりました。先月の平均気温は26ある観測地点のうち、大館市や仙北市の角館など半分の13地点でこれまでで最も高くなりました。雪の少なさは極端で、先月一か月を通じて、横手市の積雪が最も深かったのは3日の23センチ。先月の最も深い積雪は、北秋田市の鷹巣が8センチ、湯沢市は13センチにとどまり、各地で観測記録を更新しています。 小正月行事が雪不足で苦労した先月。気象庁の観測も記録ずくめの『暖冬少雪』だったことがわかりました。

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