横手北スマートIC-大曲IC 4車線化事業 着手へ

秋田自動車道の横手北スマートICから大曲ICの間の4車線化事業が新年度、始まる見通しとなりました。秋田自動車道の県内の区間はすべて4車線化の事業が進められることになり、物流や観光の利便性の向上が期待されます。

国土交通省は暫定2車線の高速道路の中から「優先整備区間」を定めて、財源を確保しながら順次4車線化を進めています。1日、新年度に新たに着手する区間の候補を発表しました。

そのうちの一つに横手北スマートICから大曲ICの間の7・9キロが含まれています。この区間の事業費はおよそ360億円と見込まれています。これで秋田自動車道の「優先整備区間」=大曲ICと岩手の北上JCTの間のうち、県内の区間は全て事業化されることになります。

佐竹知事は「産業・観光振興に欠かせない安定的な物流・観光ルートの確保に大きく寄与するものと考え、大変うれしく思う」とコメントしています。県は残る岩手県側の区間の早期事業化に向けて、関係機関への働きかけを続ける方針です。

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