ミートボールスープを食べると口の中に違和感 給食にドーナツ状の異物混入 女子生徒が食べて発見…健康被害なし

島根県出雲市の中学校で3月1日に出された給食に、直径8ミリほどのドーナツ状の金属と思われる異物が混入しているのが見つかりました。食事中の女子生徒が発見しましたが、健康被害は確認されていないということです。

出雲市教育委員会によると、ドーナツ状の異物が見つかったのは、1日に出雲市の中学校の3年生の1クラスで出された給食で、女子生徒がミートボールスープを食べたところ、口の中に違和感を感じ、異物を発見しました。
スープに入っていたのは、直径およそ8ミリ、厚さおよそ1ミリのドーナツ状の金属と思われる異物1個です。

出雲学校給食センターでは、この中学校をはじめ、市内の小学校15校・中学校8校・幼稚園13園に、合わせておよそ7700食の給食を提供していますが、健康被害はないとのことです。

出雲学校給食センターの調理場の調理器具などの点検を行い異常がないことを確認しましたが、混入経路は不明で、調査中です。

出雲市教育委員会では、今後、混入異物の成分を専門機関で調べ、混入経路を調査するとともに、目視などを徹底し再発防止に努めるとしています。

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