【半世紀の歴史に幕】広島県立安芸高校 最後の卒業式

生徒数の減少などで3月末に閉校する県立高校で最後の卒業式がありました。

最後の卒業生となったのは広島県立安芸高校の3年生60人。式では平田浩一校長から卒業証書が手渡され、はなむけの言葉が贈られました。

■広島県立安芸高校・平田浩一校長

「これからは安芸高校最後の卒業生として巣立っていくことに自信と誇りを持ち、高い志を持って自らの将来を切り拓いてください」

安芸高校は生徒数の減少に伴う県立高校の再編で閉校が決まり、2年前に生徒の募集を停止しました。学校は50年の歴史に幕を下ろします。

■卒業生

「いっぱい思い出を作れた。楽しくてあっという間でした。母校はなくなるけど思い出がいっぱいなので、楽しくこれからもがんばろうと思います」

卒業式の後には閉校式も行われました。多くの卒業生らが駆けつけ、学び舎との別れを惜しみました。県内では3月2日、多くの学校で卒業式が行われ、安芸高校と共に3月末で閉校する呉昭和高校でも閉校式が開かれます。

《2024年3月1日放送》

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