「よりよい医療のために賃上げ・増員を」国立病院の医師・看護師の待遇改善を求めるデモ【香川】

国立病院で働く医師や看護師らの待遇改善を求めるデモが、高松市で行われました。よりよい医療・看護・介護のために「大幅な賃上げや増員」が欠かせないとしています。

(デモの声)
「看護師を増やせ」

国立病院の医療従事者でつくる、全医労=全日本国立医療労働組合が全国一斉に行ったものです。JR高松駅前には、四国4県から約100人が集まりました。

今年度分の賃上げについては2.3%アップで妥結し、予定していたストライキは回避したものの、深刻な人員不足が解消していないとして、大幅な増員を訴えデモ行進しました。

(全医労四国地方協議会 上田佳代書記長)
「人がいないと、患者に迷惑をかけることになるので、医療従事者としては声をあげていかないといけない」

全医労四国地方協議会は、3月13日には、来年度の賃金交渉をスタートさせ、さらなる待遇改善を図りたいとしています。

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