SL大樹乗客数50万人達成 日光の鬼怒川温泉駅で節目祝う 運行開始から2396日目

50万人達成で歴代の駅長たちと記念撮影する藤田さん家族=1日午後、日光市鬼怒川温泉大原

 【日光】東武鉄道が日光・鬼怒川エリアで運行するSL大樹(たいじゅ)の乗車人数が1日、50万人を達成し、鬼怒川温泉駅で記念式典が催された。

 2017年8月の運行開始から2396日目で50万人に達した。

 式典には大樹の運行開始時の同駅駅長ら関係者が出席。広長正義(ひろながまさよし)駅長は「SL大樹はこれからも皆さまとともに力強く、末永く運行していく」とあいさつした。

 その後、50万人目として午後3時5分発、下今市駅行きに乗車した福島県郡山市小原田の藤田善治(ふじたぜんじ)さん(72)、ミサ子(こ)さん(71)ら一家に花束と記念品が贈られた。善治さんは「初めて鬼怒川に来て50万人目に選ばれて興奮している。節目に立ち会えたのでまた来たい」、孫の樹(いつき)君(4)は「(大樹は)走るところが格好良かった」とそれぞれ喜んだ。

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