和歌山県の公立高校で卒業式・海南高校からは177人が巣立つ

和歌山県内の公立高校で、きょう(3月1日)卒業式が開かれ、恩師や保護者らに見守られながら、卒業生が学び舎()をあとにしました。

県立海南高校の卒業式のもよう(3月1日・海南市大野中)

教養理学科を代表して卒業証書を受け取る田中結依仁(ゆいと)さん

このうち、海南市大野中(おおのなか)()の県立海南高校・海南校舎で開かれた卒業式では、川久保尚志()(かわくぼ・ひさし)校長が、普通科と教養理学科あわせて177人の卒業生のうち、5人の代表に卒業証書を授与しました。

式辞を述べる川久保校長

川久保校長は式辞で「変化の激しい時代の中で、前例のない局面での迅速な判断や解決力が求められる。また、いろいろな人と心を通わせるために、ことばの力を磨いて欲しい」とはなむけの言葉を贈りました。

卒業生を代表して謝辞を述べる大野真由さん

続いて、卒業生を代表して普通科の大野真由()(おおの・まゆ)さんが「前例や答えの無い多様な価値観を生きるなかで、成熟し続けるのに必要な事は、学びを通して自分を進化させることです。海南高校で培った様々な学びを私たちの財産とし、更に成長して社会に貢献できるようになりたい」と決意を述べました。

拍手で送り出される卒業生

このあと卒業生は、恩師や保護者、在校生に拍手で送られ、勉強や部活に励んだ学び舎をあとにしました。

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