不安山積みの仕事復帰…。その前にやっておくべきことは?

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●3月1日は「労働組合法施行記念日」

1946年(昭和21年)のこの日、労働者の地位向上を図るための法律「労働組合法」が施行されました。
大正時代には、すでに日本に労働組合は存在していましたが、雇用者と集団交渉する権利は保障されていませんでした。終戦後、連合国軍総司令部(GHQ)は、日本人労働者が労働組合を結成することを奨励し、1945年(昭和20年)に労働組合法案が成立しました。労働組合法は、労働基準法・労働関係調整法とともに労働三法の一つで、これにより、労働者の団結権・団体交渉権・ストライキ権が保障されています。

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保育園生活スタート前に準備しておくことは?

時短労働、フレックスタイム、産休・育休と、働くママの労働条件は改善されていますが、いざ復職するとなると、数々の準備や覚悟など不安材料は山積み。
口コミサイト『ウィメンズパーク』でも、復職を前に「保育園には何を準備しておくべき?」「やっておくべきことは?」「病気で呼び出しの時の対処は?」と、先輩ママへのアドバイスを求めています。

復職し、保育園生活が始まると、ママも子どもも生活リズムがガラリと変わります。朝はママもお化粧や朝の準備などでいっぱいいっぱい。ママも子どももペースに慣れるまでバタバタ、イライラ。

「生活リズムを保育園に行く時間に合わせて整えておくこと。そうしないとママも子どもも体調を崩しやすくなります」

「早めに早起きの習慣をつけておかなかったので、保育園生活が始まっても子どもがなかなか朝起きず、会社に遅刻なんてこともしょっちゅうでした」

「朝の送りは夫、帰りのお迎えは私と送迎を分担しました。そうすることで、朝少しはゆとりがもてるようになりました」

「復帰後の家事の流れを考えておくこともおすすめします。便利家電の購入、夫との分担はどうするか、家事動線の見直しなど」

「うちは買い物はもっぱらネットスーパー。大人の夕食は帰ってから作る余力も時間もないので、土日の隙間時間を使って、常備菜や冷凍おにぎりを作って保存しています」

出勤や登園の時間に合わせて、朝食・化粧・ゴミ出しなど朝のルーティーンと、帰宅後のルーティーンを家族で話し合ってシミュレーションをしておくと、本番に慌てなくていいかもしれませんね。

入園準備も、何をどう揃えるべきか気を揉みます

「保育園への持ち物準備は早めにやっておきたくなるけれど、園によってはルールが違うので、説明会が終わったあとに揃えた方がムダがなくていいですよ」

「説明会前に園を訪ねて最低限用意するものだけでも聞いたり、先輩ママから情報を集めておくこと」

保育園は、全ての持ち物に名前書きは必須

「洋服はもちろん、おむつまで名前を書きます。ひとつひとつ手書きは大変なので名前のハンコが活躍しました。でも、入園直前になると混み合うので、早めに注文を」

「園によっては、どこに名前を書くとか指定がある可能性もあるので、説明会の後に。シールも用意しておくと便利です」

ママたちが一番心配しているのが、病気になった時の対処法

いわゆる“お熱があります。お迎えを”のお呼び出し。

「家族との連携、病児保育、ファミサポ、ベビーシッターなどの事前登録を。うちの地域は登録なしで急には預かってくれません。復帰前にベビーシッターを2、3回お試しのつもりで依頼して顔合わせもしておきました」

「風邪が流行る冬の時期の病児保育はたいてい4~5人の受け入れしかしてないので、頑張って行ける範囲を数ヵ所登録しておくべき」

集団生活が始まると、最初はびっくりするほど熱でお呼び出しの連続。呼び出しの電話が来たら、その時どうするのかを色々なパターン考えておかないといけません。
すぐに迎えに行けない時、保育園でどのぐらい様子をみてもらえるのか? 迎えに行けない時の人材確保など、子育てと仕事の両立は想定外のことがたくさん起きるので、せめて想定できることはいっぱい考えておくことが大切!

仕事と子育ての両立は決して楽ではありません。やっていけるか不安はたくさんあるけれど、

「役職についているので時短も使えず、残業もあり、実家も遠方です。でも、やっていけるかしら? もう仕事やめた方がいいかしら?と、思ってる間に子どもが大きくなってました(笑)。何とかできますよ」

始まってしまえば何とかなると信じて!

(文・井上裕紀子)

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■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

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