大相撲・放駒部屋所属の一山本関と島津海関が3月1日放送の『クイズ！あなたは小学5年生より賢いの？』に出演。一門の力士たちからの応援を背にしつつ、賞金300万円獲得に挑んだ。
（問題の正解はすべて記事の最後に！）
前回出場時には最終問題まで進出したものの、あと1つ、カツオに関する問題だけ間違えてしまい賞金獲得とはならなかった2人。島津海関は「あの日からカツオ食べられてないです」とトラウマになってしまった様子。今回は相撲界初の全問正解への期待から、部屋の垣根を超え2人と縁の深い4人の力士（若元春関、湘南乃海関、輝関、白鷹山関）が応援のため客席に駆けつけており、圧強めの応援を背に受けての挑戦となった。
「宇宙から出題SP」である今回、3問目にはなんと、2023年8月に宇宙へ旅立ち、現在もISSで滞在中の宇宙飛行士・古川聡さんが『小5クイズ』のために実験クイズを出題してくれた。『宇宙空間では表面張力の関係で水は球の形になりますが、球体となった2つの水がぶつかった時、水はどうなるでしょう？A：反発する B：合体する C：破裂する』という問題に2人は「（Cの）破裂は無いと思う」という点で意見が一致。しかし残る2つを絞り切れなかったため、助っ人小学生・まりかちゃんを指名して、見事正解。
救済を使いながらも順調に進んで6問目、再び古川宇宙飛行士からの問題。『宇宙飛行士が毎日欠かさずやっていることは？A：シャワーを浴びる B：筋トレをする C：避難訓練をする』という問題に2人の意見は「B：筋トレ」と「C：避難訓練」で分かれてしまった。MCのお笑い芸人・劇団ひとりが応援に来ていた4力士に「皆さんはわかります？」と聞くと、一人大きくうなずいた湘南乃海関。劇団ひとりが答えを聞きに行くと、自信たっぷりの顔で耳打ち。しかし劇団ひとりからの「違います！」と返されると目を白黒させながら「マジっすか？」と慌てていた。
結局この問題は残っていた救済システム・全員オープンを使って正解にたどりついた。これで救済システムは使い切ってしまったが、島津海関は「力士は土俵際に追い詰められてから」とまだあきらめていない様子。その言葉通りここから4問連続で正解となり、前回に引き続いて最終問題へと進出した。
2度目の挑戦となる最終問題は『京都府が全国1位のものを次の6つからすべて選びなさい。A：お茶の生産量 B：中学校の修学旅行先となった回数（※2022年度実績分） C：神社の数 D：お寺の数 E：国宝の数 F：とうがらしの生産量』という社会の問題。まず「お茶は違う」と答えを決めた2人。続く「修学旅行先」、2人の修学旅行の行き先は京都ではなかったが、応援の4力士は3人が京都に修学旅行に行っていた。これらを参考にしつつすべての答えを埋めた2人。3つ目までは正解していたが、4つ目の「お寺の数」で不正解となり、惜しくも300万円獲得は逃してしまった。「とうがらしの生産量」も不正解だったため、劇団ひとりから「前回カツオが食べられなくなったけど、今後とうがらしは大丈夫ですか？」と聞かれた島津海関は「とうがらしも食べられなくなります…」と答え、スタジオの笑いを誘っていた。
※3問目、正解は『B：合体する』。水には表面張力があり、飛び散らずに固まろうとする性質があるため、宇宙空間でぶつかった2つの水は合体する。
※6問目の正解は『B：筋トレ』。無重力状態での筋力低下を防ぐため、毎日約1時間の筋トレと、1時間程度の有酸素運動を行っているという。
※最終問題、京都が全国1位なのは『B：中学校の修学旅行先 F：とうがらしの生産量』の2つだけ。『A：お茶』は鹿児島県、『C：神社』は新潟県、『D：お寺』は愛知県、『E：国宝』は東京都がそれぞれ全国1位となっている。
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