函館市の特別養護老人ホームで入所者へ不適切な身体拘束があると函館市に通報した後、解雇されたとして当時の女性職員が地位確認などを求めて訴訟を起こしました。
特別養護老人ホーム「恵楽園」
「施設や入所者さんのためを思ってやっているのに口をふさぐぐような、こういう行為は到底許せません。本当にひどいと思っています」（元職員の女性）訴状などによりますとは、函館市の特別養護老人ホーム「恵楽園」の元職員の女性は2023年10月、入所者の不適切な身体拘束や暴言があることを函館市に匿名で通報後、施設側から自宅待機を命じられ、12月に懲戒解雇されました。
施設から解雇された女性
女性は施設側に対し、地位確認や165万円の損害賠償などを求めています。一方、施設側は「通報の報復で解雇したわけではない」とコメントしています。
