J1復帰後初の勝点3。ジュビロ横内監督が口にした2つの感謝「身を粉にして戦ってくれた」「僕らの背中を押してくれた」

5-4。接戦を制した。

ジュビロ磐田は3月1日、J1第2節で川崎フロンターレと敵地で対戦。29分の時点で3点をリード。その後、同点に追いつかれ、さらに点の取り合いとなるなか、最後は90+7分、ジャーメイン良のこの日、4点目のゴールで決着をつけた。

試合後のフラッシュインタビューで、横内昭展監督は「まずは本当に、勝点3を取ってくれた、身を粉にしてチームのために戦ってくれた選手に感謝を伝えました」とコメント。

何度も追いつかれる展開だったが、「勇気を持って、我々がここまで積み上げてきたものをピッチで表現してくれたと思っています」と試合を振り返る。

【動画】最後はジャーメイン良のPKで決着!
交代策も攻撃の選手を投入。強気の采配を見せた。

「もちろん、失点はしたくないですけど、我々はやっぱり得点を奪わなければいけない状況になったので。新しく入った選手もすごく積極的にプレーしてくれたと思っています」

アウェーゲームだったが、多くのファン・サポーターがスタジアムに足を運んだ。指揮官は「平日にもかかわらず、アウェーのこの地まで本当にたくさんのサポーターが来てくれて、僕らの背中を押してくれた。本当に感謝しています。そのパワーがあったからこそ、我々は勝ち切れたなと思っています。本当にありがとうございました」としみじみと語った。

今季にJ1に戻ってきた磐田。ヴィッセル神戸との開幕戦は0-2で完敗したが、悪い流れを引きずらず、2節で復帰後初勝利を掴んでみせた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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