静岡県独自の盛り土規制条例について検証する特別委員会を県議会に設置 今後廃案も含め議論へ

おととし施行された静岡県盛り土規制条例について議論、検証する特別委員会が静岡県議会に設置されました。今後廃案も含め議論を重ねることになります。

中沢公彦県議会議長:
「本動議の通り決定することにご異議はありませんか」

「異議なし」

「異議なしと認めます。本動議は可決されました」

全会一致で設置が決まったのは、盛り土等の規制に関する条例等検証特別委員会です。

目的は2021年7月の熱海土石流災害を受け、県が独自に定めた盛り土規制条例の検証です。

一部事業者からは厳しい審査基準やその後施行された国の盛り土規制法との二重規制の負担が大きいと、条例の見直しを求める声が上がっていました。

本会議後さっそく1回目の委員会が開かれ、

杉山盛雄委員長は静岡朝日テレビの取材に対し「廃案や改正、あるいは、議員立法でまた別の条例を作ることも含め議論したい」と話しました。

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