一関市の藤沢町住民自治協議会の活力あるまちづくりチーム「FEST」は、同市藤沢町の藤沢市民センターに卒業証書を模した大型の幕を掲示した。卒業記念の写真撮影ができる「映えスポット」として活用を呼び掛けている。今月末まで。
FESTは新型コロナウイルスの感染拡大後、一関商工会議所藤沢支部と共に「さくら咲くライトアップ事業」を実施。卒業シーズンに合わせて同センター駐車場の桜をピンクにライトアップしてきた。
幕の掲示はこの事業の一環。同協議会からの卒業証書で、高さ2メートル、幅3メートルの幕の前には数人が並べる。会場では卒業を祝うメッセージも一般から募り、貼り出している。
FESTには同町住民を中心とした20~40代の有志21人が所属。「少子化や学校統合で住民が卒業式に関わる機会が減っている中、雰囲気を出したい。卒業式の後に写真を撮りに来てほしい」としている。
同センターの開館時間は午前8時30分~午後10時(夕方・夜間の貸館利用がない場合は8時)。「さくら咲くライトアップ」も今月から行われている。