【梅村さんのごはんですよ】第2回 ひじきの煮物とラフランスの赤ワイン煮

材料

ひじきの煮物
乾燥ひじき 50g
サラダ油 大さじ2
ショウガ 1片
好きな具(ニンジン、インゲン、セロリ、高野豆腐、干し椎茸、貝柱、さつま揚げなど) 適量
だし汁 400cc
酒 大さじ5
砂糖 大さじ4
しょうゆ 大さじ5
塩 適量
サンショウの実 少々

ラフランスのワイン煮
ラフランス(大) 5個
赤ワイン 2カップ
砂糖 大さじ4
はちみつ 大さじ2
すだち(ジュルック・ニピス)搾り汁 2個分

乾燥ひじきは水で戻して10~15分で引き上げます。戻し過ぎるとおいしく仕上がりません。戻してから、きれいに洗います。

鍋にサラダ油を入れて、ショウガの薄切りを炒めます。香りが立つほど、少し焦げるぐらい炒めたら、材料を全部入れて、さらに炒め、全体に油が回ったら、だし汁と調味料を一気に入れます。蓋をして15分ぐらい煮れば、出来上がりです。

長い時間、煮てはいけません。ニンジンの赤やインゲンの緑は残るように仕上げます。サンショウの実があれば少し入れると、味が締まりますね。

このように具だくさんにすれば、小鉢料理ではなくれっきとした「メイン・ディッシュ」と言えるでしょう。栄養も豊富です。

ひじきの煮物の後は「ラフランスのワイン煮」はいかがですか?

新鮮で安価なラフランスをパサールでいっぱい買って来ましょう。皮をむき、芯を取って、4つに切ります。鍋に赤ワイン、砂糖、はちみつを入れて一煮立ちさせます。そこにラフランスを入れ、中火で5~6分、煮ます。煮過ぎてはいけません。そのまま冷まして、ジュースごとタッパーに入れ、冷蔵庫で冷たくします。

出来たての熱々もおいしいですが、冷蔵庫で冷たくしたのもおいしいです。自家製のヨーグルトと一緒にいただくのもまた美味です。

これでカンペキ! さあさあ出来ました。みんな、ごはんですよ~。

梅村明代(うめむら・あきよ)
1942年、山口県下関市生まれ。インドネシア在住30年を超える。現在の住まいはデポックにある、良く手入れされた庭と畑付きの一軒家。

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