『おっさんずラブ』スピンオフドラマTELASAで配信 本編で描かれなかったエピソード回収

3月1日に最終回が放送されたテレビ朝日系金曜ナイトドラマ『おっさんずラブ-リターンズ-』のスピンオフドラマが、TELASAにて配信スタートした。

2018年に放送されたドラマ第1シリーズ『おっさんずラブ』から5年。続編となる本作では、アラフォーになった“はるたん”こと春田(田中圭)と牧(林遣都)の“夢の新婚生活”が描かれる。さらに、彼らの新居に早期退職して再就職を果たした“家政夫の武蔵さん”こと黒澤武蔵(吉田鋼太郎)も乱入。春田と牧、そして武蔵が、周りの人々を巻き込みながら、家族や結婚とは一体何なのか、新しい“愛のカタチ”を模索していく。

最終話では、自分たちだけの「家族のカタチ」を見つけた春田と牧が桜が舞い散る中でキス。公安に復帰した和泉幸(井浦新)と六道菊之助(三浦翔平)は、ついに不意打ちキスで弟を卒業した。ほかにも、渡鬼嫁姑問題で揉めていた蝶子(大塚寧々)は10歳下の義母・市(馬場園梓)と推し活フレンドとなり、なんとマロ(金子大地)までヲタの仲間入りをした。6人家族となったちず(内田理央)とマイマイ(伊藤修子)&鉄平(児嶋一哉)や、恋リア「愛のさと」のオーディション合格通知を捨てて愛猫・信玄をいうパートナーを得て動物と家族になることを選んだ武川(眞島秀和)など、それぞれが自分たちらしい「家族のカタチ」を見つけ、幸せな日々を送ることになった。

さらに、おっさんずファミリー11人が「はるたんに感謝する会」でわいわい撮影した記念写真。春田が「なんか……家族写真みたいだね」と呟いて微笑んだその写真の構図は、昨年末に発表された本作の晴れ着ポスタービジュアルと同じ位置と構図という伏線回収となった。

TALASAで配信がスタートしたスピンオフドラマは、『おっさんずラブ‐リターンズ‐ スピンオフドラマ 禁断のグータンヌーボ』。とある休日、お昼になるというのに、ベッドでゴロゴロしている春田と牧。すると春田に武川から、休日出勤で仕事を手伝ってほしいと連絡が入る。それならばと、牧も一緒に出社すると、武川や和泉、栗林が集まっていて……。本編では描かれなかった気になるエピソードが回収される。

さらに、『おっさんずラブ-リターンズ-』のBlu-ray&DVDが7月3日に発売されることが決定。特典映像では、田中圭×林遣都によるビジュアルコメンタリーが収録される。撮影秘話やお気に入りシーンなどを2人で楽しく振り返る。

また、4月20日より『おっさんずラブReturns展~WE ARE ALL FAMILY !!~』の開催も決定。会場では、放送回ごとのあらすじ、場面写真、台本、心に残る名台詞、名場面の数々やダイジェスト映像に加え、劇中に登場した衣装の数々、実際に使用された美術道具、各キャラクターの等身大パネル、春田&牧のおうち再現、公安ずコーナー、結婚式参列体験フォトスポットなどおっさんずラブの世界が体感できる。

(文=リアルサウンド編集部)

© 株式会社blueprint