宇都宮で優雅に空の散歩 スカイフェスタ始まる 関東地区で初開催、3日まで

古賀志山南面で始まった宇都宮スカイフェスタ2024

 【宇都宮】パラグライダーと宇都宮の魅力を全国に発信する「宇都宮スカイフェスタ2024」(同フェスタ実行委員会主催)が1日、古賀志町のパラグライダースクール・スカイパーク宇都宮で始まった。関東地区では初開催で、愛好者が全国から集まっている。3日まで。

 会場には、パラグライダーの機体メーカーなどが勢ぞろい。愛好者たちはそれぞれのメーカーの機体を代わる代わる試乗した。古賀志山南面に位置する会場には、三つの離陸箇所が設けられ、それぞれ、実力に合わせた場所からフライト。高低差約60メートル、長さ約300メートルの斜面から、優雅に空の散歩を楽しんでいた。

 東京都新宿区、自営業蔵持亜理紗(くらもちありさ)さん(42)は「宇都宮は初めて。ここは山がきれいなエリアですね。餃子(ぎょーざ)を食べて帰ります」と話した。

 2日は、レジェンドパイロットによる安全セミナーを開催。参加者には芋煮(2日)、スープ餃子(3日)の提供がある。

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