イオンディライト、香港に事業会社

イオンディライト株式会社は、アジア最大の成長エリアと位置付ける中国での更なる成長を目的に、香港特別行政区に新たな事業会社を設立し、2024年3月より営業を開始する。アジアを代表する国際金融センターとして発展してきた香港には、同社が属するイオングループをはじめ、多くの日系企業が進出している。また近年では大型商業施設の開業が相次ぐなど、ファシリティマネジメントの需要も拡大傾向にある。こうした中、同社は同地に新たに現地法人を設立することで日系企業が保有する施設や現地の中高級施設をターゲットにFM業務の受託拡大を図る。

同社は、業界でもいち早く海外市場に参入し、アジアを主たる活動領域と定め、グローバルレベルのFM企業を目指し事業を展開している。とりわけ中国をアジア最大の成長市場と捉え、2007 年に北京市に現地法人を設立して以降、2012年に蘇州市蘇房物業管理有限公司(現永旺永楽服務管理集団有限公司)、2013年に武漢小竹物業管理有限公司と現地有力企業をグループに迎えることで事業基盤を構築し、北京市、河北省、天津市、山東省、江蘇省、上海市、浙江省、湖北省、広東省、湖南省、江西省、遼寧省などにサービスネットワークを拡大している。

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