未来へ願いロゴに込め 合併20周年記念、投票で決定 群馬・伊勢崎市

伊勢崎市の誕生20周年記念ロゴマーク

 群馬県伊勢崎市が誕生20周年を記念してデザインを公募していた記念ロゴマークについて、市は1日、一般投票の結果、市のPRキャラクター「くわまる」を取り入れた作品に決定したと発表した。表彰式を同日開き、作品を制作した市内のグラフィックデザイナー、関美帆子さん(30)に、臂泰雄市長から賞状などが手渡された。

 関さんの作品はくわまるを右上に配置し、市内に咲く四季の花や、合併した四つの市町村などを表現した。住みやすさや自然との共生のイメージも取り入れた。最終選考に残った5作品の中で、最多の1123票を獲得した。

 表彰式で、臂市長は「これまでの20年の取り組みと、これからを表した明るいロゴマークを作っていただいた」とあいさつ。関さんは「伊勢崎市の明るく、元気な未来ヘの思いを込めて制作した」と喜びを語った。

 ロゴマークは来年1月1日の合併20周年に向け、市が新年度に開催する記念事業の各場面で活用する予定。希望があれば市民や団体、企業などもマークを使用することができる。

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