【装蹄師・西内荘コラム】定期的にいく北海道は出産シーズン

早くも3月に入り、長かった小倉開催も最終週になりました。にもかかわらず、中々時間がとれなくてこの開催中一度も行くことができず、楽しみにしてた三隈であら(クエ)を食べるのはプライベートで行くことにします。

対照的に北海道には定期で行っていて、今は出産シーズンで産まれたばかりの仔馬が母馬に甘えている姿を見るのは癒されます。とはいえちゃんと馬体のチェックも兼ねてですから楽しんでばかりではないですね。将来がありますから肢勢に目を通しておくのは大事なのです。

そうそう、もうすぐ競走馬になるべくトレセンに入厩する日が近づいている2歳馬のほとんどの馬が蹄鉄を履いています。が、中にはまだ履かせて無い馬がいて、裸足の馬に蹄鉄を着けてあげたときの歩き方が、何とも言えず大人になった感じで威張って歩いているように見えるのが微笑ましいです。皆んなに追いついたって感じですかね。

土曜阪神チューリップ賞はラヴァンダ。比較的ゆっくりな成長過程のような感じでしたけど、装蹄してての感じが暖かい日が続いたからか精神的にも装蹄の感触も良くなったように思えます。

装蹄から感じた好感触馬

●3月2日(土)
・阪神
4R グランスカーレット
7R ダノンペドロ
8R ゴルデールスカー

・小倉
2R ハヤブサソンタクン
6R ロイドール
11R テイエムシニスター

●3月3日(日)
・中山
10R ゴールドハイアー

・阪神
3R フィリール
8R ブラーヴィストワル
12R ジュストコル
タロントゥーズ

・小倉
8R ミッキーマカロン
12R スマートハンター

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