「2人の目線が恐かった」松井大輔、若き日の日本代表で“パスをくれなかった”2選手を告白「おまえ外すからやらないって...」

先日、42歳で現役引退を電撃発表した松井大輔氏が、元日本代表DFの内田篤人氏がMCを務めるDAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』にゲスト出演。日本代表時代の興味深いエピソードを明かした。

24年間のプロキャリアで13クラブを渡り歩いたファンタジスタは、21歳だった2003年6月のコロンビア戦で代表デビュー。2010年の南アフリカ・ワールドカップでは主力として決勝トーナメント進出に貢献した。

だが、ジーコジャパンに初招集された頃は苦労したようだ。内田氏から「あの時の中盤はエグかったですよね?」と問われるとこう答えている。

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「ヒデ(中田英寿)さん、俊(中村俊輔)さん、福西(崇史)さん、稲本(潤一)君とか。みんないた。入れるわけねぇと思ったもん。出られるわけないって」

松井氏は、「俊さんとヤット(遠藤保仁)さんからパスをもらえるじゃん。いい動きをしてパスをもらって、シュートを外すじゃん。次こないのよ。めっちゃいい動きしてんだよ、くれないの。おまえ外すからやらないっていう目線が怖いの。2人の目線が恐い(笑)」と当時を回想した。

この事実に内田氏も驚いた様子。温厚なタイプの両司令塔は、しかしピッチの中では厳しかったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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