現地時間3月1日に開催されたセリエAの第27節で、鎌田大地が所属するラツィオはミランと対戦。0-1で敗れた。
名門同士の対決は大荒れとなった。まずは57分、味方の選手がピッチ上で倒れていたため、試合を止めようとしたラツィオのDFルカ・ペッレグリー二が、そのボールを奪ったミランのクリスチャン・プリシックの身体を抱えて倒し、2枚目のイエローカードで退場する。
88分に先制を許して迎えた後半アディショナルタイム3分にも、危険なプレーでMFアダム・マルシッチが一発レッドとなったラツィオは、その2分後にプリシックに身体を掴まれたMFマテオ・ゲンドゥジがブチギレて掴みかかり、報復行為で一発退場。なんと8人になってしまった。
【動画】鎌田のライバルはブチギレて報復!ラツィオの衝撃レッド3連発!
試合後は両軍が衝突して乱闘となるなど、なんとも後味の悪い試合となった。
前半には、タティ・カステジャノスが倒れたシーンでPKをもらえなかったこともあり、ラツィオの専門メディアはマルコ・ディ・ベッロ主審に怒り心頭だ。
『Cittaceleste』は「審判はスキャンダルだ。ディ・ベッロはただただ恥ずかしい」「審判は不十分で、すべての判定を誤り、試合を緊張させた」と糾弾。『LAZIO PRESS』も「ありえない状況」「ベッロの恥。見逃されたPKと一方的なジャッジ」とこき下ろした。
ちなみに鎌田は出番なしに終わっている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部