「ラリー三河湾」開幕 蒲郡にファン集結

会場は多くのラリーファンでにぎわった

 国内ラリー競技の最高峰「全日本ラリー」の初戦となる自動車レース「ラリー三河湾」が1日、蒲郡市で開幕した。初日はJR蒲郡駅前で、セレモニアルスタートを開催した。多くのラリーファンでにぎわい、熱気に包まれた。3日まで熱戦が繰り広げられる予定だ。

 2023年に幕を閉じた「新城ラリー」から開催地を引き継いで初めて開催した。新城ラリーは20年続け、累計で約51万人が訪れた。国内有数の大会に育ち、地域振興にも一役買った。蒲郡市も同様にラリーを通じた地域振興につなげたい考えだ。

 同日、トヨタ自動車の豊田章男会長も会場に駆け付け、「多くの車好きが集まってくれた。車好きにはたまらない3日間になるだろう。熱い応援で盛り上げましょう」と会場に訪れたラリーファンに呼びかけた。

 また、ラリー三河湾では、全日本ラリーのサブカテゴリーとして「モリゾウチャレンジカップ」も初開催する。原則25歳以下の若手ドライバーが出場。若手の育成につなげる。

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