去年７月、市役所の職員などをかたって浜松市の高齢女性に電話をかけ、キャッシュカードをだまし取り、４０万円を引き出したとして、３１歳の男が逮捕されました。
詐欺と窃盗の疑いで逮捕されたのは、滋賀県守山市生まれで住所不定・無職の３１歳の男です。警察の調べによりますと、去年７月、男の共犯者が浜松市の当時７９歳の女性の家に電話をかけ、市役所職員や金融機関の職員をかたって「還付金を受け取れる」「キャッシュカードを新しいものに替える必要があるので暗証番号を教えて」「近くにいるスズキがうかがうのでキャッシュカードを渡して」などとウソを言いました。そして、男が女性宅を訪れ、キャッシュカード３枚をだまし取ったうえ、市内のコンビニエンスストアに設置されたＡＴＭ機から、複数回にわたり現金計４０万円を引き出した疑いが持たれています。
男はその後、京都府警や岐阜県警に逮捕されていて、２７日に岐阜県警から移送して逮捕した、ということです。警察の調べに対して、男は容疑を認めている、ということです。
