「トランプ氏が党私物化」と批判 ヘイリー氏、首都予備選始まる

1日、米ワシントンで集会を開いたヘイリー元国連大使(中央)(共同)

 【ワシントン共同】米大統領選の共和党候補指名争いで、首都ワシントン予備選の投票が1日始まった。トランプ前大統領に大きく後れを取るヘイリー元国連大使は、投票所があるホテルで集会を開き、トランプ氏が共和党指導部に親族を送り込もうとし、党の私物化を進めていると批判を強めた。

 投票は3日間の日程で結果判明は日本時間4日の見通し。ヘイリー氏はトランプ氏の過激な言動を嫌う無党派や共和党穏健派を取り込み初勝利を目指すが、これまでの6戦で全敗しており厳しい展開が続く。

 トランプ氏について「何一つとしてまともなところがない」とし、トランプ氏が指名を獲得すれば、本選で敗れると訴えた。

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