鎌田大地がブンデス復帰? ボルシアMGが田中碧と“ダブル獲り”の可能性も

ボルシアMGが、ラツィオに所属する日本代表MF鎌田大地の獲得に関心を示している模様だ。1日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。

『ビルト』によると、ボルシアMGは今夏に主力のフランス人MFマヌ・コネを約3,500万ユーロ(約57億円)で売却する可能性がある模様。また、新しいスポンサーによるスポンサー料の増加により、中盤に新戦力を加えたい意向のようだ。

コネの代役として“大本命”に挙げられているのは、デュッセルドルフに所属する日本代表MF田中碧。モンペリエのフランス人MFジョリス・ショタールも候補ではあるものの、移籍金が275万ユーロ(約4億5,000万円)と安価であることから田中が本命視されている。

さらに『ビルト』は「ビッグネームとしては、元フランクフルトの攻撃的MFカマダも候補に入っている」と報道。現在27歳の鎌田は、昨年8月にラツィオへ完全移籍で加入したものの、同クラブで出場機会の確保に苦しんでいる。ラツィオとの現行契約は今季限りで満了となるが、複数のイタリアメディアは契約延長オプション行使の可能性は低いと予想している。

同紙は「グラートバッハへの移籍はキャリアを軌道に戻すのに役立つと同時に、チームに創造的な才能を還元する可能性がある」と、鎌田のブンデスリーガ復帰の可能性を示唆。「彼ら(ボルシアMG)はカマダをとても必要としている」と伝えた。なお、現在ボルシアMGには日本代表DF板倉滉、U-22日本代表FW福田師王と2人の日本人選手が在籍している。

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