有機フッ素化合物問題 委員会が町への意見書まとめる 岡山・吉備中央町

岡山県吉備中央町の浄水場から国の暫定目標値を超える有機フッ素化合物が検出された問題で、外部の有識者委員会が住民の健康への影響を継続して確認することなどを求めた意見書を取りまとめました。

1日に非公開で行われた健康影響対策委員会でまとまったもので、3つの提言と2つの報告から構成されています。

提言では、抜本的な対策として水道水の水質管理を徹底することを求めています。また、健康診断を増やしたり、乳幼児健診のデータを活用したりして、住民の健康への影響を今後も観察し続けることなどを提言しています。
住民が町に要望してきた血液検査については、その意義と懸念点をまとめ、「報告」として盛り込みました。

今後細かい表現などを精査し、3月中旬をめどに町に意見書を提出する予定だということです。

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