タイガース・前田がオープン戦初登板 2回30球を投げて自責点0

オープン戦【フィリーズ2-4タイガース】@パブリックス・フィールド

日本時間3月2日、今季からタイガースに加わった前田健太がオープン戦初登板初先発。フィリーズとのオープン戦で2回30球を投げ、被安打2、奪三振2、無四球、失点1(自責点0)とまずまずのピッチングを見せた。試合は6回裏に3点を奪ったタイガースが4対2で逆転勝利。タイガース3番手のジョーイ・ウェンツが2回3安打無失点で勝利投手、フィリーズ3番手のライアン・バーが1回4安打3失点で敗戦投手となり、タイガース5番手のカイダー・モンテロにセーブが記録された。

前田は初回、スライダーを武器に2つの空振り三振を奪う上々の立ち上がり。2回表は二塁打と死球で無死1・2塁のピンチを招いたあと、味方のエラーで併殺を取り損ね、二死1・3塁からニック・ポドクルに先制タイムリーを許したが、後続を打ち取って最少失点で切り抜けた(自責点は0)。

試合後、前田は「今日は4シームの球速があまり出ていなかった。4シームの感触が良くなかったが、変化球に関しては狙い通りに投げられたと思う。次の登板に向けて4シームを修正していきたい。最初の登板としては良かったと思う」とコメント。4シームを課題に挙げる一方、30球中14球を占めたスライダーには手応えを感じたようだ。

タイガースは1点ビハインドで迎えた6回裏にパーカー・メドーズの1号ソロとライアン・クライドラーの1号2ランで3点を奪って逆転。7回裏にはエディス・レオナルドにも1号ソロが飛び出した。9回表に1点を返されたが、4対2で勝利。敗れたフィリーズは先発ローテーションの一角を担うレンジャー・スアレスの好投(3回1安打無失点)が光った。

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