ツインズの満塁男は今季も健在 ルイスが逆転グランドスラムを放つ

オープン戦【レッドソックス3-5ツインズ】@リー・ヘルス・スポーツ・コンプレックス

ツインズが誇る若き「満塁男」はどうやら今季も健在だ。日本時間3月2日、レッドソックスとのオープン戦でロイス・ルイス(ツインズ)が1点ビハインドの3回裏に1号逆転グランドスラム。チームを5対3の逆転勝利に導いた。ツインズ2番手のルーイ・バーランドが勝利投手、レッドソックス先発のルーカス・ジオリトが敗戦投手となり、ツインズ7番手のホビー・ハリスはセーブを記録。レッドソックスの吉田正尚は出場しなかった。

2017年ドラフト全体1位指名でツインズに入団したルイスは球界有数の「満塁男」として知られている。昨季は4本の満塁アーチを放ち、球団新記録を樹立。メジャーで放った最初の16本塁打のうち5本がグランドスラムというのは史上初の快挙だった。また、昨季の満塁本塁打4本はわずか18試合のスパンで放っており、これは満塁本塁打4本を放つ史上最短スパン記録となった。

そのルイスは「4番・DH」でスタメン出場。初回の第1打席は四球を選んで出塁し、3回裏一死満塁のチャンスで第2打席を迎えた。カウント3-0からの4球目、相手投手がストライクを取りにきた甘い4シームを振り抜くと、打球はレフトスタンドへ一直線。1号逆転グランドスラムとなり、チームを勝利に導いた。

試合後、同僚のバイロン・バクストンは「アイツは特別なんだ。僕の言えるのはそれだけだよ。アイツがやっていることは普通じゃない」とコメント。ロッコ・バルデリ監督は「また同じようなシチュエーションになって思わず笑ってしまった。満塁になるたびに彼が打席に立っている気がするよ。何度も結果を残してくれている。4月、5月、6月にも同じ話ができるといいね」とご機嫌だった。

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