制度としてはあるけれど…「生理休暇」は正しく運用されている?

制度としてはあるけれど…「生理休暇」は正しく運用されている?

シティ読者から寄せられたエピソードを基にマンガ化。悩める女子の前にどこからともなく現れる「ラビヨ」が、そっと寄り添ってくれます。

今回のテーマは「オフィスでの生理の捉え方」。生理休暇という制度もあるけれど、正しく機能しているかどうかは会社次第。みなさんの会社はいかがですか?

illustration/えのきのこ

~今回寄せられたエピソード~

・毎月生理休暇を取得する同僚が、休暇明けに「○○へ行ってきた」と自慢話をする。つらいから休める制度なのに、遊びに行っていたら男性に生理休暇を誤解されそうだし、本当につらい思いをしている女性に申し訳ないと思わないのでしょうか(K.O)

・生理痛がひどく休みをとった際、「繁忙期なのに腹痛くらいで休むなんてありえない」と陰口を言われた(K.Y)

・「生理痛って休むほどなの?」と上司がブツブツ文句を言っていてビックリした(T.S)

・毎月、月曜日に生理休暇をとる部下。本当なのかなぁ…(M.S)

自分に合った治療の選択と、他者への思いやりを

女性の生理にまつわる不調による生産性の低下や労働損失は、社会的にも取り組むべき問題として注目を集めています。制度として生理休暇はあるけれど、それが実際に使えているか、使いやすいかはまだまだ発展途上。性別関係なく、正しく理解し、健康課題へのリテラシーを上げていくことが、これからのオフィスライフには必要となってきます。

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■生理の不調、がまんしていませんか?自分に合った治療で負担の軽減を

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