「一番力を貰ったのが...」がん闘病のダルビッシュ弟、思い吐露 「俺ら家族の絆は翔あってこそ」

米大リーグ・パドレス所属のダルビッシュ有投手の弟で、がん闘病中だった元俳優・ダルビッシュ賢太さんが2024年2月27日にXで、「家族の絆」について思いを明かした。

賢太さんは22年に精巣がんを公表。睾丸の摘出手術を受けたものの、23年2月にみぞおちのリンパへの転移が見つかり、抗がん剤治療を続けていた。その後24年2月には、検査の結果、がんの再発が見られなかったと報告している。

「有と変わらないほど翔が俺を強くさせた」

ダルビッシュ家は、26日放送の「人生が変わる1分間の深イイ話 復活2時間SP」(日本テレビ系)に「有名人の家族は本当に幸せなのか?」というテーマで取り上げられた。番組では長男・有さんの活躍が紹介されたほか、母と三男・賢太さんがVTR出演。一方で、現在は炊き出し活動なども行っている次男・翔さんについては、過去の非行が注目された形になっていた。

番組の放送翌日、賢太さんはXで、有さんと翔さんの笑顔のツーショットを公開。「昨日の深イイ話を見てくれた人ありがとう。ただどうしても伝えたい事が一つ」と前置き、

「有と変わらないほど翔が俺を強くさせた。俺ら家族の絆は翔あってこそ」

と訴えた。また、賢太さんは「俺のゴミ拾いも『大阪租界」という翔が130回も毎週続けてる炊き出し活動の名の下。身内は身内で他所は他所」とコメント。

他のアカウントへの返信では、「何かと比べる訳じゃないが闘病中一番力を貰ったのが兄貴2人のこの写真です。負ける訳がなかったです」とも伝えていた。

賢太さんが兄2人の写真を披露した投稿は、翔さんもリポストしている。

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