41歳のカノーがメキシカン・リーグへ 今月下旬にヤンキースと対戦

ロビンソン・カノーはまだ引退の準備ができていないようだ。日本時間3月2日、メキシカン・リーグのディアブロス・ロホス・デル・メヒコ(メキシコシティ・レッドデビルズ)は41歳のカノーと契約を結んだことを発表。同リーグの2024年シーズンは日本時間4月12日に開幕する予定となっている。なお、同球団は日本時間3月25~26日にメキシコシティでヤンキースとエキシビション・ゲームを戦う予定となっており、カノーはプロ入り時の古巣と対戦する可能性が出てきた。

カノーは2005年にヤンキースでメジャーデビューし、2013年オフには10年2億4000万ドルの大型契約でマリナーズへ移籍。マリナーズで5年間プレーしたあと、メッツへトレードされたが、薬物規定違反で2021年シーズンを全休し、2022年にメッツ、パドレス、ブレーブスで合計33試合に出場したのを最後にメジャーの舞台から遠ざかっている。

昨年3月にはドミニカ共和国代表の一員として自身4度目となるワールド・ベースボール・クラシック出場。今冬のカリビアン・シリーズでもドミニカ共和国代表の一員としてプレーし、大会ベストナインに選出された。

メジャー17年間で通算2267試合に出場し、2639安打、打率.301、335本塁打、1306打点、OPS.839をマーク。通算成績だけを見れば、十分にアメリカ野球殿堂入りに値するものの、2度の薬物規定違反もあり、殿堂入りは絶望的とみられている。

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