「住みたい街が多いJR東日本・首都圏の鉄道路線ランキング」 4位「中央線」で人気の5駅は?

LIFULL HOME'Sは2024年2月8日、「賃貸物件の問合せが多いJR東日本・首都圏の鉄道路線ランキング」を発表した。

それによると、1位は総武線、2位は京浜東北・根岸線、3位は湘南新宿ライン、4位は中央線、5位は山手線という結果になった。4位の中央線沿線の中で、人気の5駅はどこか。それぞれの街にはどんな特徴があるのだろうか?

【中央線】1位は八王子駅 都心方面へのダイレクトアクセス、郊外の低家賃が人気

今回、「2024年 LIFULL HOME'S みんなが探した!住みたい街ランキング(首都圏版)」(2024年1月31日の発表)のなかから、首都圏における「借りて住みたい街ランキング」トップ200内の駅を路線別に集計。

そのうち、JR東日本の首都圏における「住みたい街が多いJR東日本・首都圏の鉄道路線ランキング」と、上位にランクインした路線ごとの住みたい街トップ5を発表したものだ。

そんな「住みたい街が多いJR東日本・首都圏の鉄道路線ランキング」の4位は「中央線」という結果になった。そして、「中央線の住みたい街ランキング」1位は、「八王子駅」(借りて住みたい街ランキング首都圏版3位)。

中央線はトップ200で16駅、トップ100でも14駅がランク入りしている。中央線は東京駅を始点に多摩市の「高尾」までをつなぐ、都心へダイレクトアクセスできる路線だ。

1位となった「八王子駅」(東京都八王子市)は「東京」へ約60分、「新宿」へは約50分の場所に位置している。同社によると、「借りて住みたい街」の4条件である(1)乗り換えなしで都心へダイレクトアクセスできる、(2)駅周辺の繁華街が多く都心と変わらない生活利便性、(3)郊外ならではの手ごろな家賃、(4)落ち着いた住環境が揃っていて人気だ。

2位は「三鷹駅」。魅力は、駅周辺にスーパーや商業施設、商店街が残っており、日用品の買い物がしやすく、少し歩くと閑静な住宅街が広がり落ち着いた雰囲気がある。

3位は「高円寺駅」。駅周辺に商店街が10以上ある。古着屋、雑貨店、個人経営の飲食店、昔ながらの八百屋、肉屋などのお店が集まっていて、平日・週末問わず活気がある。新宿まで快速で2駅とアクセスもよく、終電が遅くまであることが特徴だ。

4位は「吉祥寺駅」。JR中央線や井の頭線、路線バスなどが利用でき「新宿」までは約14分の立地にある。駅から徒歩5分の距離に広大な「井の頭恩賜公園」があり、自然の豊かさと便利なにぎわいが調和した街となっている。

5位の「荻窪駅」を含めた中央線の魅力は、昔から暮らす人が多く、商店街や個人商店もありながらも新しく移り住む方も多くいること。そのため、両者が混在することで街が多様性を持ち、活性化していくことで街ごとの雰囲気や魅力が生まれている。

なお、この調査は2023年1月1日から2023年12月31日までの間、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県在住者を対象に、LIFULL HOME'Sに掲載された 賃貸物件のうち、実際の問合せ数を駅別に集計したもの。平均家賃については、問合せのあった1LDKの賃貸物件における中央値を40平方メートルあたりに換算したもの。

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