連合岡山（36構成組織）の春闘総決起集会が2日、岡山市北区石関町の石山公園で開かれた。労働組合員ら約500人が参加し、定期昇給とベースアップ（ベア）を合わせた5％以上の賃上げや雇用形態で広がる格差是正の実現に向け、団結を誓った。
森信之会長は「働きの価値に見合った賃金を求めていかなければならない。働く全ての人の明るい未来のため、粘り強い交渉を進めていこう」とあいさつ。「賃金、物価、経済を安定的に上昇する社会へステージを転換する」などとした集会アピールを採択した。
ガンバロー三唱で気勢を上げた後、新型コロナウイルス対策で取りやめていたデモ行進を5年ぶりに実施。横断幕やのぼりを掲げ「物価を上回る賃上げを」「労働時間の短縮に取り組む」などと訴え、JR岡山駅前まで歩いた。
