ジャイアンツがチャップマン獲得 3年5400万ドルで合意との報道

日本時間3月2日、「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者が報じたところによると、ジャイアンツはブルージェイズからFAとなっていたマット・チャップマンと3年5400万ドルの契約を結ぶことで合意に至ったようだ。年俸は今季が2000万ドル、来季が1800万ドル、2026年が1600万ドル。カブスと再契約を結んだコディ・ベリンジャーと同様に、毎年シーズン終了後にオプトアウト(契約破棄)できる条項が盛り込まれているという。

現在30歳のチャップマンはゴールドグラブ賞4度、プラチナグラブ賞2度の実績を誇る好守の三塁手。アスレチックス時代の2019年には自己最多の36本塁打を放ったが、近年は打撃成績の低下が目立ち、ブルージェイズ移籍2年目となった昨季は140試合に出場して打率.240、17本塁打、54打点、OPS.754に終わった。

チャップマンはメジャーデビューした2017年からの5年間、ボブ・メルビン監督が率いるアスレチックスでプレーしていたため、昨季終了後にFAとなると、メルビンが新監督に就任したジャイアンツへの移籍が有力視されていた。予想以上に時間がかかったものの、大方の予想通りにジャイアンツへ移籍し、ベイエリア復帰を果たすことになった。

これでジャイアンツはチャップマン、ウィルマー・フローレス、J・D・デービスとレギュラークラスの三塁手を3人も抱えることに。一塁、二塁、三塁を守れるフローレスはユーティリティ・プレーヤーとしての起用が有力だが、昨季正三塁手を務めたデービスに関してはトレードが検討される可能性もありそうだ。

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