楽天・荘司、5回2安打無失点の快投 初実戦から10イニング連続無失点と盤石

◆ ストライク先行の投球で2戦連続の無四球!

楽天の荘司康誠投手(23)が2日、広島とのオープン戦(倉敷)に先発登板。5回2安打無失点、4奪三振無四球の快投を披露し、開幕ローテ入りへ盤石ぶりを示した。

オープン戦2度目の登板となった期待の2年目右腕。初回は一死から2番・レイノルズに右前打を許し、そのあと内野ゴロと暴投の間に二死三塁としたが、最後は4番・シャイナーを三ゴロに退けた。

2回は7番・中村健を147キロの直球で空振り三振に仕留めるなどテンポ良く3人斬り。3回は9番・石原、1番・宇草を連続三振に仕留めるなど3者凡退でゼロを刻んだ。4回も3番・秋山を146キロの直球で空振り三振に仕留めるなど3人斬り。1回途中から11打者連続アウトをマークした。雪が散らつき始めた5回は先頭の5番・田村に右前打を許したものの、最後は中村健を三ゴロ併殺に仕留めるなど結果3人斬り。予定の5イニングを計64球、2安打無失点、4奪三振無四球の快投で終えた。

初回は変化球が引っかかる場面が何度か見られたが、尻上がりの内容で2回以降はほぼ完璧。これで春季キャンプから続く実戦登板は、2月17日の練習試合・阪神戦(宜野座)が2回1安打無失点、同24日のオープン戦・中日戦(北谷)が3回1安打無失点、そしてこの日の広島戦は5回2安打無失点と、初実戦から10イニング連続無失点とした。

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