貴重なSLナンバープレート、オークションで販売 真岡鉄道 戦前仕様の形式入り3枚

販売されるナンバープレートを装着したSLもおかの機関車

 【真岡】真岡鉄道は2日から、「SLもおか」の機関車が装着して走行している形式入りナンバープレート3枚を販売する。JR東日本が展開するショッピングサイトでのオークション方式をとり、貴重なプレートを入手できる機会として参加を呼びかけている。

 プレートは、SLもおかをけん引する蒸気機関車「C1266号」が昨年11月、製造から90年を迎えた記念として作られた。大型で機関車の形式が入った戦前の仕様を復元させており、昨年12月上旬から今月17日までの予定で、機関車が装着して走っている。

 4枚製造したうち、機関車正面の煙室扉と機関士側、機関助士側の車両側面に付けている3枚を出品する。JR東日本が鉄道グッズなどを扱うサイト「JRE MALL」で販売し、オークションは2日午前10時~10日午後10時まで。C1266号の製造年1933年にちなみ、スタート価格を19万3300円に設定した。

 真岡鉄道の担当者は「SLのナンバープレートを入手できるめったにない機会。高価ではあるが、非常に珍しいものなので参加して真岡鉄道のSLを身近に感じてほしい」と呼びかけている。(問)真岡鉄道0285.84.2911。

販売されるナンバープレートを装着したSLもおかの機関車

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