大谷翔平の結婚発表、米国紙「奇妙な光景」。羽生結弦の報道に言及

むしろ「アメリカより日本のほうが公私の線引きがより明確」と考察。

プロ野球・米国メジャーリーグベースボール(MLB)ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平(Shohei OTANI)が2月29日にインスタグラム(@shoheiohtani)で入籍したことを発表、翌3月1日に現地でメディアの囲み取材に応じて、お相手について「いたって普通の人」などと答えた。

『ロサンゼルス・タイムス』は3月1日、大谷の結婚を報告した取材対応について「違和感を覚えた」とレポート。そしてプロスケーターである羽生結弦の入籍直後の週刊誌報道から電撃離婚に至った件を振り返り、日米の文化の違いにも触れている。

いわゆる”セレブ層”がパートナーの名前や素性について一切秘密にするのは、アメリカでは「奇妙に映るかもしれない」というのだ。日本の著名人が結婚する際、相手が一般人であると、できるだけ情報を「秘密」にする点に少なからず”違和感”を覚えている。

その点について同メディアは「公私の線引きは、むしろアメリカより日本のほうが線引きが明確になっているかもしれない」と見解を示す。夫の仕事関連の社交の場に、妻を同伴させることは「アメリカほどではない」という視点から考察している。そうしたなか大谷が今回取材に応じたのは「(メディアに向けて)皆さんがうるさいので(笑)」と答えたことにも興味深い点に挙げている。

そして同メディアは「大谷の結婚の発表方法は、アメリカの大衆からすると理解できないものだが、彼の文化に親しんできた人からすると理解できるものだったようだ」と報じている。

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大谷はインスタグラムにて「新たなチームと新たな環境でのスタートとなりますが、2人(1匹も)で力を合わせ支え合い、そしてファンの皆さまと共に歩んでいけたらと思っています」と発表。そのうえで「今後も両親族を含め無許可での取材等はお控えいただきますよう宜しくお願い申し上げます」と、プライバシーへの配慮も求めていた。

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