中日・根尾、開幕ローテ争いから後退…制球安定せず5回途中6安打5失点

◆ オープン戦防御率は6.48に悪化

中日の根尾昂投手(23)が2日、ヤクルトとのオープン戦(バンテリンD)に先発登板。5回途中6安打5失点と結果を残せず、開幕ローテーション争いから後退した。

オープン戦2度目の登板となった背番号7。その初回、2番・山田に左中間フェンス直撃の二塁打を許すと、続く塩見への2球目が暴投となり、一死三塁から塩見の二ゴロの間に先制点を失った。

2回は3者凡退でゼロを刻んだが、3回は先頭の8番・中村に四球を与えたあと、続く長岡に右越え二塁打を許し無死二、三塁の大ピンチを招いた。1番・西川は空振り三振に仕留めたものの、続く山田に対する2球目がすっぽ抜け、この試合2度目の暴投で2失点目。なおも一死三塁のピンチだったが、山田と塩見を連続三振に仕留めた。

4回は無死一、二塁のピンチをゼロで切り抜けたが、5回は長岡、西川、山田に3連打を浴び2点を失った。続く塩見を空振り三振に仕留めたところで降板。リリーフした2番手・橋本も失点を重ね、根尾の登板結果は4回1/3で91球、6安打5失点、7奪三振2四球2暴投。オープン戦2登板での通算防御率は6.48となった。

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