参院政倫審、再来週で調整 裏金事件、衆院で新たな審査も

 自民党の石井準一参院国対委員長は2日、自民派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け、野党が開催を申し立てた参院政治倫理審査会を巡り、再来週にも自民議員の審査を実施する方向で調整に入る考えを示した。自民の浜田靖一、立憲民主党の安住淳両国対委員長は衆院政倫審で新たな申し出がある議員の審査を行うことを確認した。

 石井氏は国会内で記者団に、来週に参院政倫審を開き、自民議員の審査を実施するかどうか決める方針を説明。出席委員の過半数の賛成で審査の対象となった議員に通知し、出席の意向を確認する。

 安倍派の世耕弘成前参院幹事長は開かれれば出席する意向を示している。

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